2014年04月01日更新
毎度おなじみ、流浪のコラムです(`・ω・´)
今週もやって参りました。
突然ですが、「袴田事件」をご存知でしょうか?
元プロボクサーの袴田巌さんが無実の罪(との説が濃厚です)で死刑囚として収監されてしまった事件です。
その袴田さんの再審が決定し、釈放が決まりました!
かれこれ収監期間は48年間だとか・・・本当によかったです。
僕自身、袴田さんを大学生時代からずっと応援していたので嬉しいです。
今後このような冤罪事件が二度と起こらないように願いたい物です。
現在検察が即時抗告しているようですが、弁護団の皆様には負けずに頑張ってもらいたいです。
さあ、コラムに移りましょう!
今週も色々と作業していきましょう(´∀`)
早速Studio oneを立ち上げてみて下さい。
立ち上がりましたか?
おさらいとして、前回の最終段階の物をもう一度聴いてみましょう。
歌のボリュームに合わせてカラオケのボリュームを絞ったものですね(`・ω・´)
パソコン自体のボリュームはしっかり聴きやすいレベルに上げておいて下さいね!
まあ、歌は聴こえるんですが・・・。何か違和感を感じるというか、物足りないというか・・・。
そんな感想を抱くと思います。
それもそのはず、実はただ「歌っただけ」の歌って、カラオケにまぜるとアレサ・フランクリン(知らない人は検索して下さい!)ばりに歌が上手くない限りはこんな感じなんです。
だから決して、おかしいことじゃないんです。
じゃあなんでCDになっている音楽ってあんなにかっこいいの?といいますと・・・。
それは、色々と「エフェクト」を掛けているからです。
今世に出ているCDで、ボーカルに何もエフェクトが掛かっていない曲はまず無い!といっても過言ではありません。
それぐらい、無くてはならない物となります。
でもそれって、高いお金を出さないと出来ないんじゃ・・・ともしかしたら思われているかもしれません。
ご心配なく!Studio oneには、なんとエフェクトが付いています!!(´∀`)
そんなわけで今回は、エフェクトを使って歌をかっこよくしてみましょう!
今回は歌だけにエフェクトを掛けます。
カラオケの方は、ちょっと高度な内容になるのもありますが、特にCDからの音源だと既にプロのエンジニアが計算してエフェクトを掛けている物になるので、いじらないほうが安全です(`・ω・´)
まず、前回の最後の状態のままでしたら画面の下部分にコンソールが出ていると思います。
(もし閉じてしまったら、前回を参考に開いてみて下さいね!)
そのコンソールの、「uta」トラックのチャンネルの右下に、変なうねうねのマークがあると思います。
その辺りをダブルクリックしてみて下さい。
すると、こんな風に右側に何か出てきます。
ここの、インサートという欄に注目です!
ここにエフェクトを選んで入れていく感じです。
そしたらインサートという文字の隣の「+」をクリックしてみて下さい。
すると、何やら「FX」と入ったタブが出てきます。
このFXというのは、エフェクトのことを指しています。
要するに、ここから入れたいエフェクトを選択してくわけです(´∀`)
入れたいエフェクトをクリックすれば、入れられますよ!
しかし、いったい何をさせばいいのか分かんない!という方がほとんどだと思います。
そこで、今回はこのように選んでみましょう!
順番もこの通りに入れて下さいね(`・ω・´)
1:channnel strip
2:beat delay
3:mixverb
さあ、出来ましたか?
こんな画面になっていれば正解です!
ここまで出来たと仮定して・・・。
名前だけじゃ、いったいこのエフェクトがどんな物か分からないと思います。
以下で上から順に解説していきます(`・ω・´)
☆channnel strip
こちらは、音の周波数をいじって固い音にしたり柔らかい音にしたりするエフェクトであるイコライザーと、
音の大きいところを引っ込めて、小さい所を持ち上げることで全体的に音を聴こえやすくするコンプレッサーというエフェクトを複合した物です。
この2つが掛かっていないボーカルは無いといってもいいくらい、一番大事なエフェクトです。
まずはこちらを掛けて、声の調子を整えていきたいと思います(`・ω・´)
それって難しい操作が必要なんじゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが、
今回はそういった操作は全く必要無いです!
全部、プリセットと呼ばれるメーカーが事前に作ってくれている設定(をちょっといじるかもしれませんが。。。笑)でやっていきましょう(´∀`)
このプリセットというのは例えばギターの音向け、ボーカル向け、みたいに色々と設定が分かれているのですが、今回はもちろんボーカル向けの物を使います!
使い方は簡単です!エフェクトを入れたら、channel stripの画面が出てくると思います。
まずそこの左上側の、「default」と書いてあるタブをクリックして下さい。
すると、下側にずらーっといっぱいタブが出てきます。
そこの「vocal」というフォルダの左端の三角をクリックすると、中身である設定が記録されているタブが出てきます。
その中から、ご自身の性別や歌の感じにあった設定を選んで下さい。
もちろん、男声でも女声の設定の方が上手く行くことってあるんで、色々試してみて下さいね!(´∀`)
今回僕は、女声にエフェクトを掛けるので「Female Vocal2」という設定を選びました。
すると、エフェクトの画面は今こうなっています。
そしてこの状態で聴いてみましょう!
いかがでしょうか?一番最初の物と比べてみて下さい。
チャンネルのボリュームは全く変えていないのですが、太い声になり、前に出てくる感じになったと思います。
いい感じになったのでは無いでしょうか?
☆beat delay
カラオケで歌うと、エコーが掛かりますよね?
いってみればこれは、そのエコーをかけるエフェクトです。
これを掛けるだけで、なんか上手くなったような感じになっちゃえる素晴らしいエフェクトです(´∀`)
ではさっそく、プリセットを選んでみましょう。
やり方はさっきのchannnel stripと同じです!
お好きな物で構いませんが、あまりやり過ぎない感じがいいと思います。
そして・・・そのまま選んだだけだと、例外無く「掛かり過ぎ」な状態です(´・ω・`)
ですが、この掛かり具合って実は簡単に直せます!
beat delayの一番右側に、「mix」というツマミがあります。
そちらは要するに元の音に対してどのぐらいの割合でエコーを混ぜるか、という割合を決めるパラメーターになります。
難しいことは考えず、少なくすれば薄く、多くすれば濃くなると思って下さい。
色々いじってみて、自分の好きな感じにするのがいいと思います(・∀・)
僕はいじってみて、「backwards」というプリセットをmix20%ぐらいで掛けることに決めました。
こんな画面になっています。
音はこんな感じになります。
※エコーの掛かり具合を分かりやすくするために、一時的に歌を大きくしています。
エコーが掛かっているのが分かりますか?
この曲はしっとりしたバラードなので、エコーを分かりやすく大きめに掛けていますが
曲次第ではもっと薄く掛けた方がいいと思います。
(むしろ元気なロックの場合は、無い方がいいです!)
それと・・・。一番最初に、歌のテンポを設定したと思います。
このコラムでは、120で設定してしまいましたが・・・この曲は明らかに120じゃないです(´・ω・`)
このbeat delayというのは、この名前が記す通りビート、つまり拍に対応してエコーのタイミングが決まります。
120というテンポに設定しているので、beat delayは120に準拠してエコーのタイミングが決まっています。
つまりどういうことかというと・・・エコーのタイミングが曲に対して現状正しいタイミングでかかっていません。。。
出来ればちゃんと正しいテンポで設定した方がいい、というのはこの時のためです。
このぐらいエコーが埋もれていればそんなに違和感は無いですが、最初からエコーを掛けたかったら、ちゃんと正しいテンポにしておいたほうがいいですね。。。
☆mixverb
いわゆるリバーブというエフェクトになります。
さっきのbeat delayと同じように、カラオケで歌った際に自分の声が響きますが、その響き成分を加えるエフェクトになります。
さっきのbeat delayとどう違うかというと、あっちは「音を繰り返して響いているように聴こえさせる」のに対してこちらは「音を純粋に響かせる」エフェクトになります。
例えばお風呂で歌うと、声が響きますがあんな感じの響きを加えるエフェクトになりますね(´∀`)
これもボーカルにおいてはかなり大事なエフェクトです!
例えば、エフェクトを掛ける前の歌を聴くと、なんか「浮いている」感じがしませんでしたか?
それもそのはず、違和感があったのは、何も響いていなかったからです!
さっきの例えに戻りますが、お風呂で歌うとなんか気持ちよく感じると思います。
音って、響いていると気持ちいいんです!(`・ω・´)
このリバーブを加えることで、カラオケに自分の歌が馴染んで一緒に演奏している感じになり、そして聴いてて気持ちのいい音になるのです(´∀`)
では、これもこれまでと同じようにプリセットを選んでみましょう。
これもbeat delayと同じく選んだだけだとちょっと掛かりすぎてしまうことがあるので、その際は同じように「mix」をいじって調整して下さい。
僕はこういう感じで掛けました。
バラードなので、大きい空間でゆっくり響く感じの「large hall」というプリセットを選んで、mixをいい感じになるようにちょっと絞っています。
聴いてみると、こんな感じになります。
※これも分かりやすくするために、一時的に歌を大きくしています。
どうでしょうか?広い空間で歌っている感じが出て来て、オケにも馴染んできたと思います。
もうちょっとmixを大きくしてもよかったかもしれませんが・・・。
ただ、これでも何も掛かっていないよりはずっとよくなったと思います。
このリバーブも、曲調に応じて大きく設定を変えた方がいいエフェクトです。
今時の曲だと、そんなに掛かってないことも多いです。
今回みたいなバラードなら絶対に掛かった方がいいですけどね(´∀`)
以上、3つのエフェクトを掛けてみました。
ただ、今までの音はそれぞれ「エフェクトが一つ」しか掛かっていません。
そこで・・・。これまでの物を3つ掛けてみることにします。
ちなみにエフェクトのオンとオフは、「インサート」タブ下のエフェクトのタブ右に、電源マークがございますがこちらが点灯していればオン、点灯していなかったらオフということです。
そのままクリックですぐに切り替えることが出来ます。
オンとオフを切り替えて比較することもすごく大事ですよ(`・ω・´)
早速3つともエフェクトをオンにして、設定はそのままで、歌のボリュームを気持ちいい感じにちょっとだけいじってみました。
すると、こうなります。
最初の物と聴き比べてみて下さい。
明らかに歌が力強くなり、そしてカラオケに馴染んでいて市販のCDの曲みたいになってきたのでは無いかと思います。
このように、エフェクトを使うことで自分の歌がそれだけでずっと上手くなったような、いい感じになっちゃうわけです(´∀`)
しかも全て無料で、かつ面倒なことも一切やっておりません。
たったこれだけのことで、自分の歌がどんどん素敵になるわけです(・∀・)
ぜひ、試してみて下さい!
さあ、これで完成だー!・・・というわけでは実は無いです。
今の状態で、市販のCDの曲を聴いてみて下さい。
スピーカーが壊れそうなぐらいの大音量で出てきます。。。
そう、このままだと、CDの曲と比べて音が全然ちっちゃいんです。
市販のCDはここから、全体的な音量を上げる作業をしています。
それをいわゆるマスタリング、と呼んでいるのですが・・・。
次はこの、マスタリングを行ってみましょう(´∀`)
次週はその前に、今回使わなかったエフェクトについて紹介させて頂きます(・∀・)
それでは、また来週に!
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